2009年4月21日火曜日

感想-DMC-LC5-

4/9以降、現場で、あるいはお散歩試写で使って来て約2週間経つ、その撮影は「P」(プログラムオート)モードでの撮影がほとんどだけど感想を後々の為にメモ程度ではあるが書いておきたいと思う。
問題は、僕のようなシロートがどんな項目をなにを基準にその印象をメモしておくかということだけど、概ね下表の通りにしてみた。(LC5を手にしてから「ヒストグラム」というものを知ったので、「データ」(数値的)としての傾向もメモしておきたい。尚、現在のDMC-LC5の「画質調整」に関するパラメータの設定は全て「標準」としている。「クオリティー」(圧縮率)は「ファイン」。
発色の印象
一言で言えば「好き」。
どことなくうっすらぼやけた印象の発色で懐かしい印象が好き。
発色の話ではないが、明るいところは暗めに、暗いところは明るめに撮れるというのは一般的な設定ではあるが、一般設定よりも2段ほど強まっているような印象を受ける。
詳細性の印象
詳細性に欠ける印象。
うっすらぼやけた印象の発色の影響なのか?
画素数によるものとは思えないが、細部を見ると「なんとなく」発色させている部分がちらほら見える。(同系色の小さな違いが分かりづらい。土のでこぼこ感とか、葉の密集する部分の発色表現とか)
操作性の印象
全体的に大きな問題を感じないが、あえて書くと「スイッチONで広角端になっていない」、「露出補正、オートブラケット等の設定ボタンがちょっと面倒」、「電子シャッター音がいかさない」、「光学ファインダーが付いているのに、提供される情報が少なすぎる」(AEロック時の露出情報は見たいんだけど、それはないものねだりか?)くらいだろうか。
で、ヒストグラムというものを知ってから撮影した画像をさかのぼって見ていくとアンダー露出で撮影されているケースがほとんどで、ダイナミックレンジが狭い。と思う(単にヒストグラムを見た印象で、他機種とは比較していない)。

このカメラのウリのひとつである「明るいレンズ」の効用を享受できるシチュエーションでの利用がなかったのか(それを感じなかっただけかも)、その有難味がイマイチ分からない(苦笑)。


以前持っていたNikon P5000と本機を比べての印象としては
  • 案外でかい。重い。
  • 古い機種の割には機能的な古さは感じない。
  • 古い機種のせいか、液晶が見づらい(屋外利用時)
  • P5000と比較してAFの合焦は速い。
  • ズームレバー操作によるモーター音が小さい。
  • コンバータレンズアダプタは光学ファインダーの邪魔。
  • 発色は断然LC5が好き。
ということで、まだまだDMC-LC5を売り払って違うカメラを入手しようとは思わない。


ヒストグラムを見るようになってLC5のアンダーが気になるようになって来た。
「P」モード撮影は失敗すると面倒くさいことになる現場写真に留めて、普段は「A」(絞り優先)モード標準に使おうかと思う。但し、AEがアンダーに振れることを考えるとEV調整をするか、手堅くオートブラケット機能を使うか(但し、この機能はワンシャッターごとに設定しなければならない)...
失敗しても誰に迷惑をかける心配のない趣味の世界なので、どういう風に撮りたいかをイメージして、絞りとシャッタースピードの関係や「絞り」での表現方法、「シャッタースピード」での表現方法などオタクチックに遊んで見たい。

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