2011年9月28日水曜日

ワナ

濃霧の夜中の公園。愛犬まるの小用の為に夜中の散歩。

かなり見えづらいが、中央やや右上(1時の方向か)に白っぽく丸い輪がみえる(写真を拡大したほうがわかり良い)。

実はこれ、蜘蛛の巣だ。
濃霧の水滴が着き、公園の街灯でそのシルエットが見えた。

iPhoneでの撮影だが、こういうのに出くわすことを味わっちゃうと、丸腰(撮影機能のあるディバイスをもたない)での生活は考えられない。


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2011年9月25日日曜日

赤と緑

今朝、自宅庭の家庭菜園から収穫。収穫といっても、もうほぼ終わりだな。とうがらしは真っ赤になったものを選んで採ったが、ついでに採れてしまった(採り方が下手で採れちゃうんだよね)緑色のものもある。トマトは、季節外れになってしまってうまそうには見えない。

とうがらしは身は赤くなるんだがヘタが緑色のままなんだな。
派手な色合いにおどろいておく。


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2011年9月20日火曜日

切り取る

よく写真は「切り取れ」というけど、少し勘違いしていたのか、未だに勘違いしているのか、よくわかっていない。

手前のレリーフをそれらしくみせようと上下左右にカメラを動かし(もちろんこちらの体も動いたけど)、切り取ったのは上の写真になる。
こういう構図が良いとか悪いとかよりも、こういう画面になるようにしたのは僕自身であるが、この写真からはこの庭の様子なんて全く分からないってことに気が付き、愕然としている。

庭にはこのプレートがあるのは事実。このにあるものは事実を写している。しかし、この写真をもってこの庭を知ることはできない。むしろ、想像をミスリードする可能性がある。

そういうミスリードを促す写真のトラップが面白いといえば面白いのだが、写真ってそういうものなのかは分からない。
それでいいのだろうか?


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この写真を観た人はどんな風景を思い浮かべるだろうか。

いまどき珍しい木枠の窓枠。しかも枠は白ペンキが剥がれ微妙に洋館っぽい。
窓の中には植物が見える。外壁にバラ?のレリーフがある。
だから、きっとこれはバラを栽培(養生)している温室のような建物の外壁の一部に見えるんじゃないかと思う。


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我が愛犬「まる」である。
28mmのまま撮ってしまった。相手は勝手きままに動き回るので意図的な構図(切り取り)はない。

近距離での広角レンズのせいか口元が横に広がって、なんとも例えようのない愛くるしい笑顔になっている。
私から見て、まるが私の呼びかけに笑顔でこたえてくれた良い写真にしか見えない。

本当に笑みかけてくれたのか、それはまる自身にも分からないのではないだろうか(笑)

今みても、シャッターを押して良かったと思える写真だと思う。


Filename - R0030803.JPG
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2011年9月15日木曜日

フレア対策2-フードを作る-

先日ご意見をいただいた要素のうち、レンズのくもりはDIYで実施するにはリスクの大きいことは書いた。で、DIYでやれる範囲として「フード」の装着ができずにいた。

調べてみたところJpuiter-8の径は40.5mmだ。残念ながら適当なフードを探そうにも地元にあるショップでは在庫がない。
通販で購入してもよかったのだが、どういうタイプのものが良いのかWebでブログの記事を読んでもよくわからない。気になるのは、漏斗のように広がっているタイプだとレンジファインダーに干渉するのではないか?ということと、フード装着後のレンズキャップの問題だ。
レンズキャップは適当なフードが決まったらその径に合うものを購入すればいいのであまり深刻ではないが、フードはそれほど高価なものではないとは言え適当なものを見つける少々時間がかかりそうだ。

「フード」の効果を早く取り入れたいが、手持ちに適当なフードがない。
先の広がったものでなければフードは紙を筒状にしたもので「機能的には問題ない」だろうと考えて手持ちの工作用紙とシールになった薄いフェルトを使った。

筒はあまり長いと画角周辺がケラれる可能性がありそうだが、どれくらいの長さまで大丈夫なのか見当がつかない。Zorki(b)のフードを参考に15mmの長さにした。

作り方はご想像の通りで、工作用紙を15mm幅×15cm長の帯にフェルトを貼り、レンズ先端部にぐるりと巻き、巻き癖をつけたところで印を付け、それなりに整形し、テープで止めただけ。

少々筒としてはイビツではあるが、機能的には問題はないだろう。
一応、装着してみるとフェルトが良い具合にレンズ側へ圧力をかけているようで、簡単に落っこちる心配もなさそうだ。
持ち歩きの時はなにかにぶつけてひん曲げたりするだろうが、紙だしその場で手直しは簡単だろう。

たしか、どこかのブログで見た記憶があるのだが、昔はメーカーも紙のフードを作っていたらしい。

やたらとチープな感じがソ連(ソビエト連邦)っぽいといえば言える(笑)
あんまりにもチープなので、油性ペンで外周を黒く塗ったのが冒頭の写真の通りだ。
より一層チープさが増した感じするのはきのせいだろうか。

2011年9月14日水曜日

レンズのくもり-なぜかフレア対策-

Zorki4+Jupiter8で撮った写真をmixiのとあるコミュに投稿した。
自分としては、露出が不適切(アンダー)との思いのあった写真であったが、特にそのことには触れずに投稿した。

とあるメンバーの方からコメントを頂戴した。
曰く「レンズのくもり」というご指摘だ。本来ならもっとクリアな画像が得られるレンズだというのだ。
「レンズのくもり」の一言で目の鱗が剥がれる思いがした。

確かにJupiter-8で撮った写真の多くは「白濁のスクリーンを通すような」感じがしていた。古いレンズだし、そういうものかもしれないと思っていたのだが、投稿ページを見ると他の投稿写真ではそのような写真はほとんど見られない。きっと電子画像にする際のスキャナー、画像処理の関係でそのようにしているのだろうと思っていた。
自分の写真をつらつら見るにコントラストが強く、明るい画像はそこそこ写っているので、白濁は露出アンダーが原因なのかと疑っていた。

また、その方は露出はオーバー方へは5段でも大丈夫、アンダー方へは2段違うと画像の劣化がハッキリするというようなことを仰っていた。
露出については、最近はiPhoneの露出計による露出値チェックをしているワケだが、自分の山勘露出との開差は2段ある気がついていた。
コントラストの強い、明るいところではそう違わない結果となるが、低コントラストで暗いところでは2段アンダーはアタリマエ。今朝も犬の散歩の時に試してみたらISO200でf4、1/250かなぁと思ったらf5.6、1/30だった。まったくアテにならない(苦笑)。

さて、露出はともかくレンズのくもりが問題だ。

その方はレンズのくもりに加えて
「<前略>低コントラストで軽いフレアがかかったよ うな写真ですが、斜入射光による鏡胴内の乱反射か、クモリ が原因と考えられます。しかし、光源の方向に依存している ように思えないので、私はレンズのクモリが原因だと考えま す。」
と私の質問にご意見をくださった。
つまり、白濁の原因は
  • レンズのクモリ
  • 斜入射光による鏡胴内の乱反射
が考えられるが、光の方向に影響は受けていない(曇天)なので、レンズのくもりが原因という見立てだ。

いちいち納得できるコメントなんだが、じゃぁどうしようか?と考えるとハッキリ書けばレンズの分解、清掃が望ましいってことだろう。レンズの分解はできても元通りに組み直しを自分でやるにはリスクが大きいし、業者に頼むにしても高額(もう一個買えるくらい)になりそうだ。まぁ、悩んでいてもしかたないので、出来ることを考えると
  • レンズの前玉、後玉の表面を拭く
  • カメラ内部にフレア対策を施す
  • フードを使う
くらいなもの。
そういえば、Zorkiも全く同じ現象だったけどボディー側にフレア対策を施したら白濁した写真がずいぶん減ったことを思い出した。
ということで、上の二つはすぐに実践した。あとはフードかぁ確か40.5mmだったような気がするけど、どんなフードが良いのか分からんな。取りあえず適当に自作してみるかな?

そういうワケなのでZorki4+Jupiter-8の試写はまだ続く(苦笑)。この結果を見て、ダメならダメもとで分解掃除だな。

2011年9月12日月曜日

露出

先日の現像の仕上がりをみながらすなからず失望を感じるのは「露出」の不安定さである。カメラが定められた動きをしない(シャッター速度)こともあるかもしれないが2段ズレたりはしないだろう。
ほとんどの原因は撮影者である自分にあると感じている。

なんとなく撮って、写っていればうれしかった。その中にピントや露出が決まった時は「俺って天才かもしれない」なんてドキドキしたりもした。一度良い状態の写真を観ると、自分でもそれを目指すようになる。それでもオーバーだったり、アンダーだったり。時折、ビシっと決まったやつが混じる。当然といえば、当然だが、そこが一つの壁であるように思う。山カン露出ではどうしても仕上がりが安定しないのだ。

そこでセノガイドCなる計算尺のような露出計を使うようになった。適正露出で撮れる歩留まりが上がったかに思ったが、セノガイドCの操作が面倒で、あの操作盤の文字が読みづらくてだんだんと使わないようになってしまった。

露出計を買おうと思ったことはない。でも、たまたま所有していたiPhoneで露出計のアプリがあることを知るとすぐさま手に入れた。(無料のやつだけど)
操作は簡単だ。
もともと撮影記録(絞りとシャッター速度)をノートにメモするようにしていたので、山カン露出とiPhoneの露出をメモするようになった。これとていつも必ず使っていたワケではないが、時期的にこれを使うようになってから露出は比較的安定したと感じている。
そうではあるが、また使わなくなっちゃうんだよね。簡単操作とは言え、やはり手数をかけるのが面倒になるんだろうと思う。

今、撮った画像を見ながらメモを遡ってみると、iPhoneの数字を参考にしているケースは露出的な大きな疑問はあまりない。それどころかキッチリとした発色のものが多く、いかに山カンは山カンでしかないのかを思い知る。

なんでもそうだけど、趣味の範囲でやるなら「手間がかかった方が面白い」と思っている。そう思っているにもかかわらず、大事な手順のひとつをサボることは面白さを放棄しているのに等しい。多くはないお小遣いを使い、家族との対話を犠牲にしているのだから、せめてそれに見合う分だけ楽しまなきゃ!

今朝、自分の露出カンを試す目的で、iPhoneの数字と比べてみた。
フィルムはISO200、天候は小雨、時間は朝の6時ころだ。

山カン 5.6/100、4/100と思ったが、iPhoneの数字は5.6/40。自分の山カン露出は1段以上アンダーになっている。
その程度のものだろうと思う。

撮影のそのつどで露出計を使うのは面倒かもしれないが、撮ろうと思った時にiPhoneを使うべきだ。だって、iPhoneは左ポケットに入っているんだから。

ところで、工作精度の低いソビエトカメラ、しかも50年以上も前のカメラを使っておきながら露出の歩留まりがどうのこうのというのはいかがなものでしょうかという疑問もあるにはある。確かにカメラの精密性に欠ける点はあるが、歩留まりを向上させるという努力まで疑問視されるようないわれはない。

2011年9月9日金曜日

シバリ

銀塩カメラに限ったことじゃないけど、実際にどう写るのかということを事前に考えずに撮っている。
絞りを絞った方が被写界深度が深くなるってことは知識として分かってはいるけど、その度合いというか、程度といったものを実感できない。

ということで、月ごとに無理矢理体験してしまおう的な「シバリ」を作ってみようと思う。

絞り値やシャッター速度等(露出に鑑んする)のシバリの他に被写体のテーマで絞るシバリもあるだろう。

ということで、今月は絞りをf5.6にするシバリ。
f5.6といえば、ブレッソンを思い出すんだけど、彼のほとんどの写真がf5.6なんだそうだ。f5.6の写真を見ると手前と背景のボケに淡いエロさがあるような気がしている。

--追記
あれだなぁ、ソビエトカメラでのf5.6シバリはキツイな。
どんな画像になるのか、光のいたずらが怖い!

水平保持

水平保持について、今回現像が仕上がってきた画像を見ると概ね良好だった。

前回衝撃を受けたナナメな写真は、僕のカメラ保持が悪く、あるいはファインダー上で水平保持について全く気にしていなかった為に起きた現象だと原因を特定した。
安直に片手で撮ったり、よく見もぜずにシャッター押したりと殿様写真家になってしまったようだ。

ピント、露出、フランジバックがどうのというよりもキチンと構えろ!

ということを再認識する。

セピアじゃないよ

トイレにある手洗いの蛇口を撮った。
セピア風ではあるが、画像加工は行っていない。このトイレは白熱電球なのだ。

ISO 200で、f2.0、1/30と記憶している。
金色の蛇口だったので、全体的な写真の雰囲気(色合い)としては意外なできあがりだったけど、狙ったところにピンも来ているし、トイレの壁に体を押さえつけて撮ったので手ぶれもないように思う。
そうした意味で、シッカリと撮れた好きな写真である。
欲を言えば、右奥のタオルの色目で全体の雰囲気が変わった可能性があるなぁと(遠い目)。

こう写るのか!

Zorki4のフランジバック、リボンのよれを調整した後の試写写真。
レンズはJupiter-8。

フランジバックの調整をしっかりできたせいか、キリっと引き締まってみえる。なかなか良いコントラストじゃないかしら。
Jupiter-8って、こう写るのか!なるほど人気が出るはずだと思った一枚。この一枚にたどり着くまでに何本のネガを必要としたことか。
ソビエトレンズは絞れるだけ絞って撮れ!と誰かが言っていたが、確かに絞った方が良い結果になるように思う。




やや左側が白っぽい、ひょっとしたら前後の幕速バランスが割るのかもしれないが、手前からおくまで牧歌的な雰囲気と妙な奥行き感があって好きな一枚になった。

やっとこれらの写真でZorki4+Jupiter-8で撮り続ける覚悟ができた。
どうしても、レンズの特性が分かるような写真にならなかったので良くも悪くも踏ん切りがつかなかった。

TRIP35 2台

今日、現像が仕上がって来た。
試写の結果を見て感想を下記の通りメモしておく。

TRIP35 SQ(スクエアフォーマット化したもの)
露出、ピントは適正と思われる(いじっていないので当然だが)が、マスクが平行でないため、やや平行四辺形気味で美しくない。

発色も自分の好みであり、簡便な操作性も特筆ものだ。心配していたレンズの汚れ(クモリ?)による画像への影響も自分には分からない程度だ。
マスクの調整をして真四角な写真を愉しみたいところだが、更に試写に要する費用(経済的、時間的)ロスは避けたいところ。それに割高な現像代と今後のスクエアフォーマット現像の継続性を考えれば、現状のまま使い結局はトリミングして使うか、マスクを撤去して通常サイズで愉しむか、いずれかが実用的だと思われる。自分の場合、平行四辺形がストレスになると思われるので、マスク撤去の方法がベストかな(必要があればトリミングで真四角を作る)。でも、微妙にもったいないなぁ。

TRIP35 B(セレンを修理したもの)
分解してセレンの復活を見たB号機だが、露出はアンダーで、かつピンが来ないものになってしまった。

少し難しいかもしれないが、露出計の調整は可能と思われるが、ピントの調整はSQがあるだけに時間の無駄といえば無駄になる。

こちらの方は、ジャンクで売り払うしかないな(苦笑)。

2011年9月5日月曜日

先行き不安

現下の経済情勢ではないが、フィルムの現像も先行き不安である。

今日、いつものフラッシュさんに現像の為、フィルムを送付した。発送前にメールで注文するシステムなのだが、先日のOLYMPUS TRIP35改のスクエアフォーマットの現像についてあらかじめ明記しておいた。
お返事によるとスクエアフォーマットは原則不可であるが、いわゆるN/Cでやってみてくれるととのことだった。補足の説明があったが、要は設備がなく(市場に流通している)手切りでネガを切り、その後スキャナーを通すらしいのだが、6コマ目でコマずれするとのことだった。
APSは今年限り、ブローニーサイズの現像機も機械自体がなくなりつつある。今の価格で将来も残っていくのは「35mm」がやっとなのかもしれませんとのこと。

一応、ノークレームをお約束して作業をお願いしたところだが、まだできあがりは見ていないけど四角い写真は好きだし、OLYMPUS TRIP35改は簡単操作で、なおかつフィルム・現像代も安くあがる良い方法だと思ったのだが、少し残念だな。

スクエアフォーマットを撮りたければ、いよいよ自家現像に手を染めねばならない事態になりそうだ。

2011年9月2日金曜日

観る

あれだな。他人の写真を観るのってとても大事だな。

僕のような素人でも良いなと思う写真からはメッセージを感じる。そのメッセージが聞こえたりするとそのピントの位置や写真のフレーミング、発色のコントラストなどに意味があることに気がついたりする。
なので写真を観るってのは、聴いたり、読んだりすることなのかもしれない。

今はWeb上で良い写真を探すのは難しくない。図書館に行けば著名な写真家の写真集は必ずある。もっと写真を観、聴き、読んでみたいなぁと漠然と思ったり。

2011年9月1日木曜日

セレン復活

OLYMPUS TRIP35のリストアを断念したハズだったんだけど、昨夜別件(愛犬が女房のミシンの電源コードを噛みきった)で半田ごてを使うことになったのでついでにTRIP35のセレンから出ているリード線の接続をやり直してみた。

露出計の針がビュンと振れ、見事復活!
まさか接続に問題があるとは思っていなかったので作業経過の写真は一枚も撮っていない。うーむ、やはりセレンは半永久的だというのは本当なんだなと実感。

さて、そういうワケでセレンが復活したのでTRIP 35を組み直したが、セレンの半田付けが雑でてんこ盛りでうまく組めない。昨夜は時間切れだったので日を改めて半田付けからやりなおし綺麗に組み上げたいものだ。(その際にはキチンと写真を撮ろう)

--追伸 2011/09/03
昨日、作業をした。
セレン電池との半田付けに問題があったワケではなく、単に組み込みが悪かっただけだった。なので、写真はなし。
なんの参考にもならず申し訳ない。僕が参考にしたWebサイトを紹介しておきますので許してください。
明日は明日の風が吹くというブログの「セレンが悪かったら」。
まさにこの通りです。