2012年3月27日火曜日

金月木

世紀の天体ショーということで会社の窓から撮る。
ミニ三脚はもっていたけど面倒くさいので手持ち。

こういうものぐさがダメなところだな。良い写真になるハズがない。と毎回反省している。


Filename - R0031702.JPG
ImageDescription -
Make - RICOH
Model - Caplio R4
Orientation - Top left
XResolution - 72
YResolution - 72
ResolutionUnit - Inch
DateTime - 2012:03:26 19:41:06
YCbCrPositioning - Co-Sited
Copyright - (C) by Caplio R4 User
ExifOffset - 312
ExposureTime - 1/2 seconds
FNumber - 4.50
ExposureProgram - Normal program
ISOSpeedRatings - 283
ExifVersion - 0221
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DateTimeDigitized - 2012:03:26 19:41:06
ComponentsConfiguration - YCbCr
CompressedBitsPerPixel - 1.60 (bits/pixel)
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BrightnessValue - -4.10
ExposureBiasValue - 0.30
MaxApertureValue - F 3.14
MeteringMode - Multi-segment
LightSource - Auto
Flash - Flash not fired, compulsory flash mode
FocalLength - 22.30 mm
UserComment -
FlashPixVersion - 0100
ColorSpace - sRGB
ExifImageWidth - 1536
ExifImageHeight - 2048
InteroperabilityOffset - 23692
ExposureMode - Auto
White Balance - Auto
SceneCaptureType - Standard
Sharpness - Normal

Maker Note (Vendor): -

Thumbnail: -
Compression - 6 (JPG)
XResolution - 72
YResolution - 72
ResolutionUnit - Inch
JpegIFOffset - 24069
JpegIFByteCount - 5376

2012年3月23日金曜日

雪割りカーネーション

毎朝コーヒーを飲む。
ドリップした後のコーヒーの残骸をどう処分するかはいろいろあるだろう。我が家では、庭の土の土壌改良剤の代わりに撒いている。もっとも、まだ雪の残っている今時期は雪解けを促す融雪剤の代用のようなものだ。

いつものようにコーヒーを撒きに庭に出ると雪解けの進んだところからカーネーションが顔を見せていた。つぼみの先端はピンク色になっており開花までそう時間はかからないような感じだ。


ところで、コンパクトデジタルカメラのPモードの露出についてはなはだ疑問を感じぜずにいられないので書いておく。
後段にEXIFを掲載しているが、上記の写真は

ExposureTime - 1/760 seconds
FNumber - 3.90
ExposureProgram - Normal program
ISOSpeedRatings - 100

だそうだ。
そんな撮り方をする人はいないだろう。コンデジのPモードは絞り開放に近く、シャッター速度だけで露出を決定する傾向が強すぎる。



Filename - R0031690.JPG
ImageDescription -
Make - RICOH
Model - Caplio R4
Orientation - Top left
XResolution - 72
YResolution - 72
ResolutionUnit - Inch
DateTime - 2012:03:23 08:28:39
YCbCrPositioning - Co-Sited
Copyright - (C) by Caplio R4 User
ExifOffset - 312
ExposureTime - 1/760 seconds
FNumber - 3.90
ExposureProgram - Normal program
ISOSpeedRatings - 100
ExifVersion - 0221
DateTimeOriginal - 2012:03:23 08:28:39
DateTimeDigitized - 2012:03:23 08:28:39
ComponentsConfiguration - YCbCr
CompressedBitsPerPixel - 1.60 (bits/pixel)
ApertureValue - F 3.86
BrightnessValue - 6.90
ExposureBiasValue - 0.00
MaxApertureValue - F 3.14
MeteringMode - Multi-segment
LightSource - Auto
Flash - Flash not fired, compulsory flash mode
FocalLength - 5.80 mm
UserComment -
FlashPixVersion - 0100
ColorSpace - sRGB
ExifImageWidth - 2048
ExifImageHeight - 1536
InteroperabilityOffset - 19832
ExposureMode - Auto
White Balance - Auto
SceneCaptureType - Standard
Sharpness - Normal

Maker Note (Vendor): -

Thumbnail: -
Compression - 6 (JPG)
XResolution - 72
YResolution - 72
ResolutionUnit - Inch
JpegIFOffset - 20209
JpegIFByteCount - 5703

2012年3月20日火曜日

ISOレート

フィルムの感度(ISOレート)については撮影対象や使用機材で変えるというのが現実的なところだろうと思う。ま、それは一部の限られた写真家ができることであって、一般的には経済的に許される範囲で調達したフィルムを上手に使い回しているのが現状だろうと思う。もちろん一般的な写真家であっても子供の学芸会や結婚式などここ一発というときのイベントには環境を考慮に入れたフィルムを別枠で調達しているに違いない。

僕のZorkiは1950年代中頃のものと思われる。カメラのシャッタースピードはバルブ~1/500で、レンズのF3.5、50mmのIndustar50はf16までの絞りだ。日中の屋外での撮影が活躍の場となるカメラだろう。露出はサニー16を曖昧記憶でヤマカン決定なのだが、快晴の遠景の場合F22相当の露出を得るためにIndustar50をf16まで絞りきり、シャッター速度を1/200にセットする。ISO200の時はf16で1/500という数字は理解できるが、僕のZorkiに安定的な1/500は期待薄なのだ。そういったことを考えて僕はヤフーオークションを使い、好んでISO100の安いフィルムを10本単位で購入して使っていた。

ところが、Zorki4(既に手放してしまったけど)を入手した時から少しばかり考え方が変わりつつある。Zorki4のシャッター速度はバルブ~1/1,000、つけていたJupiter8はf22まで絞れる。このカメラはどういうワケかピントが甘いのでできるだけ絞って撮影しようとISO200のフィルムを使うようになった。結果は一段絞り込めることで画像にシャープさが増しているように見え、また他の機材(SPやTrip35、EES-2など)への汎用性の面からも具合の良いものに思えた。

まだISO100のフィルムは残っているんだけど、高感度フィルムの利点と自分の使用機材との関係について少し整理して次回のフィルム購入の参考にしたい。

ISO1600、ISO800については面白いけど、シャッタースピードの関係から使える機材がEOSに限定されるし、それを必要とする環境での撮影はそれほど多くない。現にSPに800を入れて結婚式で頑張ってみたが絞り開放付近まで開けていては撮影意図に合わないものになり27枚撮りだったが取り切れなかった。

ISO400は時々使っている。機材も複数が候補となるからEOSかSPに入れておくには良いレートだと思うが、Trip35やEES-2にはシャッター速度(1/250)からちょっと無理かなと思う。

ISO200は先にZorki4で好印象を持っている。再度、振り返って見ると

  • SPでの使用で「一段絞って撮れる」(Zorkiでも同様の効果が期待できる。)
  • EES-2及びTrip35ではISO設定ダイアルを操作することによって露出補正がし易い(幅が持てる)

があげられる。
次からはISO200だな。

2012年3月19日月曜日

2年もかかった計算になる


左が2009年の10月、右が2011年の11月にZorkiで撮影した画像をコンタクトシート風にならべてみたもの。

同じカメラ、同じレンズでありながら左側は画像全体が白濁しているが、右の方のカラーコントラストがハッキリとしているのが分かる。

当初、白濁の原因を露出のせいだとばかり思っていた。ところが、カメラ内部の乱反射という話を聞きブロッキングをほどこしてみた。それでもビックリするほど画像に変化は見られなかったが、遂に「レンズの汚れ」を指摘されるに至り、レンズを拭くと右画像のようになった次第。

レンズは拭くな!という都市伝説のような金言があるが、拭かねば解決しない問題がある。
大事なことは、レンズ(コーティングを含む)に傷がつかないように注意して拭けということだな。

この初歩的な対策ができるまで2年もかかっている。

2012年3月14日水曜日

台形の月

就寝前に窓の外を見ると裏の家の屋根の向こう側に台形に見える月が見えた。
夜になり外気温が低下、雪もちらつく気象条件で光の屈折のいたずらかと撮った。

こうして画像をみるとなんら特異性が見られない月だった。
乱視がひどいのか、星のきらめきがUFOのように見えたりする。UFOかなと思って見ると今度は光が揺れて見えるから話は厄介なことになる。

乱視がひどいと仰る写真家というとチョートク先生が思いつく。先日も先生はブログで

あたしは視力は遠視と近視と乱視で、周囲2,5メーターの範囲の世界を、そうありたいと思う想像力で眺めているだけなのだ。
と書かれている。
先生は想像力を創造にしているワケだが、僕は単に誤認しているにすぎない。

この写真は窓のサッシュにカメラを押しつけるようにしてブレを防止しつつ撮ったものだが、こういう具合(月と裏の家の窓あかりだけ)の写真になるだろうなぁとは思っていた。
ミニ三脚を使用してロングシャッターを使えば、月と裏の家の窓あかりに照らされた夜の風景も少しは撮れる。その「少し写る周辺の風景」はきっといい具合だろうと想像はできた。
しかし、生来のなまぐさな性格なのだろう。そうはせず、さっさと撮り寝てしまった。

こうして写真を観、チョートク先生のブログの文章を思い返すと、想像するところまではシロウトでもできる。
創造する為の努力を惜しまず、瞬間的に実行する行動力が僕には決定的に欠けている。
一流プロとの比較を書くまでもないが遠く及ばないはずだと打ちのめされておく。

Filename - R0031662.JPG
ImageDescription - 
Make - RICOH
Model - Caplio R4
Orientation - Top left
XResolution - 72
YResolution - 72
ResolutionUnit - Inch
DateTime - 2012:03:14 01:11:52
YCbCrPositioning - Co-Sited
Copyright - (C) by Caplio R4 User
ExifOffset - 312
ExposureTime - 1/2 seconds
FNumber - 4.20
ExposureProgram - Normal program
ISOSpeedRatings - 400
ExifVersion - 0221
DateTimeOriginal - 2012:03:14 01:11:52
DateTimeDigitized - 2012:03:14 01:11:52
ComponentsConfiguration - YCbCr
CompressedBitsPerPixel - 1.60 (bits/pixel)
ApertureValue - F 4.14
BrightnessValue - -4.30
ExposureBiasValue - 0.00
MaxApertureValue - F 3.14
MeteringMode - Multi-segment
LightSource - Auto
Flash - Flash not fired, compulsory flash mode
FocalLength - 17.30 mm
UserComment - 
FlashPixVersion - 0100
ColorSpace - sRGB
ExifImageWidth - 2048
ExifImageHeight - 1536
InteroperabilityOffset - 23948
ExposureMode - Auto
White Balance - Auto
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Maker Note (Vendor): - 

Thumbnail: - 
Compression - 6 (JPG)
XResolution - 72
YResolution - 72
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JpegIFOffset - 24325
JpegIFByteCount - 5567

2012年3月4日日曜日

つららと桜

裏の家のつらら。
手前には我が家の桜。

桜のつぼみが色づくまでには相当の時間がかかるだろう。

ブラックにするしかないな

さびを落とそうと紙やすりでごそごそしたら塗装を剥がし地金がでてきてしまった。
微妙にカッコ悪いので塗装しなおすしかないなと決意。

北海道はまだ寒いので、外での塗装作業ができる時期になったら塗装しよう。もちろんカメラの存在を薄くする黒でなければならない。

まるを撮る

今日はオフの予定。
荒木経惟の写真集愛しのチロ』に触発されてまるを撮りまくろうと思いデジカメを手元に用意してTVを観ていたら左手のサイドボードにふと視線が移った。見ると窓からの朝日が差し込んで神々しく見えた。
こうしてみると本当に写真は難しいと感じる。被写体を撮るために行った露出補正で神々しさが失われてしまった感じがする。

ペットを撮ったことのある人はご存知だろうが、これはこれで非常に難しい。
常に手元にカメラがあっても、撮ることができないことが多い。デジカメの場合は電源ONから撮影可能になるまでの時間、AFが利いていたりするとその合焦までの時間など「間に合わない」ことが多い。ひとつの工夫としてAFを「スナップ」(いわゆる置きピン)にセット、シーンを「スポーツ」(シャッター速度を速くする)などにしておくが、少々古い自分のデジカメでは電源OFFの度に設定がリセットされてしまう。
フィルムカメラでも事情は同じで、先の愛しのチロはどんなカメラで撮ったのだろうと思っていたらアラーキーはチノンを使っていたらしい。
チノンならポケットに入るし、速写性は万全だっただろう。

今、まるは寝ている。寝ている姿はかわいいこと間違いなし。何枚も撮るには撮った。


Filename - R0031608.JPG
ImageDescription -
Make - RICOH
Model - Caplio R4
Orientation - Top left
XResolution - 72
YResolution - 72
ResolutionUnit - Inch
DateTime - 2012:03:04 08:58:39
YCbCrPositioning - Co-Sited
Copyright - (C) by Caplio R4 User
ExifOffset - 312
ExposureTime - 1/84 seconds
FNumber - 4.80
ExposureProgram - Normal program
ISOSpeedRatings - 141
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DateTimeDigitized - 2012:03:04 08:58:39
ComponentsConfiguration - YCbCr
CompressedBitsPerPixel - 1.60 (bits/pixel)
ApertureValue - F 4.76
BrightnessValue - 3.70
ExposureBiasValue - 0.00
MaxApertureValue - F 3.14
MeteringMode - Multi-segment
LightSource - Auto
Flash - Flash not fired, compulsory flash mode
FocalLength - 14.00 mm
UserComment -
FlashPixVersion - 0100
ColorSpace - sRGB
ExifImageWidth - 1536
ExifImageHeight - 2048
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ExposureMode - Auto
White Balance - Auto
SceneCaptureType - Standard
Sharpness - Normal

Maker Note (Vendor): -

Thumbnail: -
Compression - 6 (JPG)
XResolution - 72
YResolution - 72
ResolutionUnit - Inch
JpegIFOffset - 21221
JpegIFByteCount - 4748

2012年3月1日木曜日

手になじむEES-2

自分で手を入れて回復させたEES-2で試写を続けている。やっと40枚(ハーフなので80くらいは撮れるのか)消化したところだ。

当然、撮影した結果は分からないので、今言えることは「撮っていて楽しい」と感じることだ。
この楽しさがどこからくるのかと考えたときハンドリングの良さなのだと思う。

両手で包み込むようにして構えた時のふんわり感がほどよいカメラの重量にマッチして、手になじむというか心地よい懐かしさのようなものを感じる。
被写体までの距離、露出の決定など撮る技術を発揮できるというワクワク感はない。ピント合わせは5段階目測、露出はAUTOだからそういった肩肘の張ったストレスがない「ゆるい」ところがカメラを持つ手の心地よさをより一層感じさせてくれるのだろう。
いろいろなデジカメに触ってきたけれど、こういう心地よさはなかったように思う。

撮れた写真がどんなでも許せる気がする(笑)。

観る

自分の写真は下手くそだ。
他人から言われたワケではないが、自分で観ても分かるほど下手だ。

もっと上手くなりたいと思う。
視神経の躓くところを撮るワケだが、どう撮るかについて現場であれこれ考えたことはない。視神経が躓いて見えたまま撮っているつもりだが、後に自分で観ても「これのどこに躓いたのだ?」と思ってしまう。

もし、カメラが撮影者と同じ画角をもっていて露出が適正ならば、その方向へカメラを向けてシャッターを押すだけで用は足りるはず。


写真もひとつの表現方法であるから「見えたまま」を考えるときに意外にも哲学的な側面にぶちあたる。
つまり、撮影者の見えたままをカメラを使って「主観的に表現」する方法(技)が必要に思える。その方向へ向けて押すだけでは客観的すぎて「表現方法」としては足りないのだ。

撮影者はどこに躓き、それをどう表現したかを知るには「まずは観る」ことから始めるしかない。
手っ取り早いのはWebに掲載されている写真だったり、写真集だったり、写真展に足を運ぶことだろう。

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Flickrには多くのプロやアマの写真が掲載されている。
検索機能でカメラの名前を入力するとそのカメラで撮った写真を観ることが簡単。