2009年10月9日金曜日

実験的検証が必要だ-Canon T50 + CF1-

ヤフーオークションで購入したTELEPLUS(CF1)が到着した。早速、T50につけてお散歩カメラに行こう!
ということで、T50にCF1を付け、単三電池とフィルム(ISO200のカラーフィルム)を装填した。

クビからぶら下げてお散歩するにはちょっと重いなと思うが、都合70~140mmの中望遠ズームと思えばやむを得まい。

ブラブラし始めてすぐにレンズ側を「A」モード(AE Autoモード)に設定、カメラを「P」モード(プログラムモード)に合わせてファインダーを覗く。
ファインダー内にはちらちらとゴミやら埃やら...orzそれはともかく、右側に「M」マークが点滅している。つまり、オートの設定をしてもカメラ側ではマニュアルAEとして認識されている。
歩きながらTELEPLUSを外してみるとレンズを「A」に設定するとファインダー内では「P」(プログラムAEのサイン)マークが点灯する。どうやらこのTELEPLUSではAEオート撮影ができないようだ。

どういうことか頭の中で整理しきれないが、とりあえず撮影してみる。気を取り直してTELEPLUSを付け準備完了。一応、モードは「A」にしておく(Aでどう撮れるかのテスト)。
ところがそんな時に限って面白い被写体が出てくる。
なんと車道を渡ってエゾリスがこちら側の歩道に出て来て、水溜まりの水を飲んでいる。
すぐさまカメラを構えるが露出には構っていられない。すぐさまズームを一杯までTELE側にして、ピントを合わせシャッターを切る!
一応、枠内には収まった(手応えあり)。流石140mmの望遠の威力だなと思ったし、デジカメでは恐らくこのシャッターチャンスを二つの理由で逃していたと思う。それは
  • 起動までの時間
  • ズームアップするまでの時間
だ。デジカメをお使いの人ならば、この二つがどれほど時間がかかるか分かると思う。
フィルムカメラなら僕のような電池式のT50でも、デジカメに比べれば恐ろしく短時間で撮影を完了させることができる。
問題は、ピントと露出だ(笑)。もともとT50のファインダーはちょっと見えづらくてピント調整が難しいのだ。更に今回は冒頭に書いたTELEPLUSではプログラムAEが使えないらしいのに「A」モードで撮影したという露出の問題だ。
過ぎ去ったことを考えても仕方ないのでお散歩を続けた。

で、帰社してTELEPLUSを付けた場合の「A」利用についてWebで調べてみるが、もう20年も前の機種の話なので適切な情報が得られなかった。
それでもT50の「M」モードについての記載がT50の「仕様」が出ていて、「A」モード以外ではシャッタースピードが1/60に固定されるようだ。(T50はいわゆるNewFDレンズらしい)

そうすると、今日のエゾリス撮影は上手く行っているのだろうか。
天候は「曇」、ISO200のフィルム、絞り「A」モードだがカメラ上マニュアル認識。もし、マニュアルということなら「1/60」のスピードだけど、絞りは開放になっているような気がする。
セノガイドCでつらつらみてみるとシャッタースピードが1/60時の絞りは8~11のようだ。もしT50の「A」で開放されるならレンズの性能F4.5よりTELEPLUSを付けた分暗くなっているだろうからF5.6くらいか?それならラチュード?で救われるかもしれない。
300円とはいえ、よく調べもせずにTELEPLUSを買うからこうなる。とは思うが、調べるにはそれに気がつかねばならない。全然、気がつきませんでした!

ただ、今回1/60固定ということが分かっただけでも救われた。次回からはセノガイドCを使って「絞り値」の操作で使うことができそうだ。ま、それなりにシチュエーションに制限が付くけど仕方ないよね。
ところで、TELEPLUSを付けてF値はどれくらい暗くなるんだろうか?(というか調べなくちゃ!ブツが古いので情報がない。他のテレコンの諸元から推察するにF値「2段落ち」になるようだ。なのでセノガイドCでシャッタースピード1/60、F32が得られたら、2段絞りを開けることになるってことか?(つまりF16にする))


左写真の通り、T50のISO設定はマニュアルで設定する。各感度間は1/3のステップが刻まれている。
AE露出をこれを使って露出補正してみようという魂胆があるので、これを実験的に試して置こうと思う。

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