今回、DPEに出したフィルムはZorkiで2本、T50で2本、GR10で1本の計5本だ。
懸案のZorkiのに露出については、同一画像ではないにせよAE機能を搭載したT50やGR10での画像から明暗を比較することができる。(GR10はヤフーオークションで落札したものの、シャッター押すだけの操作に物足りなさを感じ速攻転売した。)AE機能搭載のT50、GR10の露出については特筆せず、
- Zorkiの撮影における露出
- Zorkiはもちろん、T50、GR10での構図
1 Zorkiでの露出について
露出決定で参考にしたのは「セノガイドC」及び「サニー16」並びにDMC-FX1のハーフシャッターでの「露出(数字)」である。
具体的にどの画像がサニー16だったのかハッキリしないところもあるが、セノガイドCからの数値を確かめる意味でもサニー16は重要だった。
セノガイドCはラミネートシートで自作したものよりもiモードアプリ版が便利。但し、操作方法がいまだになれない。
一番簡単だったのはFX1を露出計代わりに使うことだったが、FX1のISO設定が100になっているのに気が付かずISO200フィルムを入れたZorkiにそのままの数値を使って撮影した画像は予想通りアンダーだった。
これらを総合して考えるとFX1を露出計代わりに使う方法がもっとも簡単である。撮影の際にはZorki側で使いたい絞り値に相応するシャッタースピードに置き換える必要がある。この置き換えは「写真の学校」で勉強させてもらったので理屈は分かったが結果に自信はなく、サニー16からザックリと確認するような使い方が単純だろうと思う。
もちろんセノガイドCは簡単で信頼できる露出計算尺だが、ちょっとしたダイアルあわせの失敗が致命傷になりかねない。なので、これもサニー16に照らしあわせて確認するのが良いと思われる。
参考までにAE搭載のT50及びGR10の露出だが「破綻はない」が、ややオーバー気味に振れているように感じられる。好みから言うともう少しアンダー目に撮れて欲しい。
2 構図について
特に遠景の地平線、木々や構造物の垂直線が好きなようで多く撮影しているのだが、水平や垂直が微妙に傾いているとガッカリする。
構えが斜めになってしまっているのだろうけど、被写体に対する立ち位置が悪いのだろうか。
被写体の真正面に立てば、水平垂直は取りやすいような気がするのだが...
構図について、もうひとつ気になるのは「空間の切り取りが下手だ」ということだ。
たとえば左写真の場合だが、僕がこの被写体を撮りたいと思ったのは、根元から白菜の葉ごとく幹が幾重にも生えているところだった。 もっと寄っても良かったのではないかと思う。 |
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