2009年6月3日水曜日

「調整」という名の「破壊行動」

Zorki(b)であるが、どうやら僕の理解が至らず横像の無限遠が一致していないことが分かった。

横像はファインダーの飾りネジをハズして奥にあるネジを回して調整するのだが、このネジを調整しても調整ができない(というか、むしろ回しても変化なし)。
これは無限遠が一致しないという個体なのか?
ボディーには飾りネジを何度もハズした傷があるし、中の調整ネジも傷だらけだ。前のオーナーも調整を試みたのかもしれない。

調整ネジがいわゆる馬鹿になっているのかもしれない。
これを確かめるには軍艦部を外し、距離計関係をみてみるしか手はなさそうだ。

ということで軍艦部の取り外しにかかる。
軍艦部を取り外すにはシャッター速度設定ダイアルを取り外す必要があるのだが、これが....
回しやすいように引っ張り上げながら回したのだが、なにかねじ切れてしまったような手応え....

まさか、壊した?と巻き上げノブを回してシャッターチャージ。シャッターを切るが「バシャッ」というあの手応えがない。「シャッ」という元気のない音。

レンズをハズしてのぞき込んでみた。
幕が外れてる!!!

いよいよ本格的にバラさないとならなくなってきた。が...

カニ目レンチがない。リングの凹部が思いの外小さい。これにあうようにラジオペンチを削るか...でも、削る機械もないし。

あああ、余計なことを考えなければ良かったと思うが後の祭り。
分解という楽しみを満喫するしか手はなさそうだが、道具をどうするか思案中。
というか、まだ到着していないZorki(c)が到着すればやらずに済むかもだな(苦笑)。

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