2009年5月28日木曜日

実写テスト-Zorki(b)-

シャッタースピードや前後幕速を含めた確認事項としてTV画面を撮影するテストと距離計と実写のピントの具合を確認するテストをした。

今日の天候は「曇り」(陰はハッキリとは見えない)。途中、ポツポツと雨が降った後、晴れ間がのぞき明るいくなったり。

尚、フィルムの装填については、テレカを使う方法でISO 200のフィルムを装填した。

シャッタースピードの状態
テストするスピードは、日常的に良く使うだろうと思われる 1/500,1/200,1/100,1/60 で2写ずつ行った。(TV画面を撮影してテストをする方法は良く知られている簡易な方法なので説明を割愛する)

結果
テストした全速全て「速く」、後幕が遅れている(前幕が速い?)兆候がみられた。


合焦の状態
テストの方法は矢印状の三角形をA4にほぼ一杯に印刷、先端部分に合わせて撮影、プリントを見て合焦の状態を確認するというもの。
昨日の予定では1mの距離も実施する予定だったが、1mってあまりにも近いので2mから実験を行った。すなわち、2m,3m,5m,10mである。又、絞りは3.5,5.6,11,16の4種を使い撮影した。尚、露出についてはWeb上で文献を探し、3.5:1/500(F値:シャッタースピード)、5.6:1/200、11:1/60、16:1/30を採用した。
露出については上記の設定では全体的にアンダーであった。前記の通りシャッタースピードが速いことが影響したものと思われる。

結果
二重像もハッキリと見えるので合わせは容易であった。
プリント結果をルーペで見ても自分の目には問題無しと思われる。
尚、プリントの結果、1/500で撮影時に限って写真左側に幅10mm(上端は5m、下端は15mm程度の台形状)が露光超過の為「真っ黒」になっている部分があった。
前記した後幕が遅い(あるいは前幕が速い)影響だろうか...要調査。
その他
わりと良く聞くアンダーパーフォれーションの問題は無かった。


さて、設定値よりも速いと思われるシャッタースピードを計算(TV撮影の画像から計算)して、置き換えシャッタースピードで撮影するというのがもっとも簡単な問題解決方法になる。
でもなぁ...状態の良いカメラなので「調整」したいなぁ~(調整の仕方は分かっても、結果がでるまのでトライ&エラーでやるしかないものなぁ...どうしようかしら)

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