一応、シャッターは切れている風なんだが、
- 音が変(軽い)。
- 巻き上げノブの手応えが違う。
- シャッタースピードを変化に伴う、音の変化がない。
- バルブでシャッターが切れてしまう。
フィルムが感光してしまおうがどうでもよい。シャッター幕に影響があっては大問題だと、底蓋を開けてフィルムを慎重に引き出す。
フィルムの一部が引きちぎられるように欠損。しかし、破片がカメラ内部にはない。フィルムのケース(パトローネ?)内部に巻き込まれて行ったのだろうか?
フィルムを引き出して、巻き上げノブを回し、空シャッターを切るも状況は改善されていない。
シャッタースピードを司るメカニズムは軍艦内部のはず。軍艦内部には影響を及ぼすような出来事ではない。しかし、現状はどう考えてもカメラ内部に異常事態が起きている。
側壁を外して内部を見てみるしか手はなさそうと判断し、側壁を外すことにした。
残念なこととに手持ちの工具にまともな工具がなく、実に間に合わせのミニドライバー、ミニプライヤー、十徳ナイフがある程度。
Zorki(b)はマイナスねじ、持っているドライバーのピッチ(太さ?)は合うのだが、大きさ(幅)が少々小さい。幅を合わせるとピッチが太く、なめやすい状態だ。
気をつけて側壁を外し、シャッターチャージをし、シャッターを切るとフィルム片がちょっと顔を出した。チャージすると見えなくなる。ミニプライヤーでフィルム片を摘み慎重に引き出す。
フィルムを取り出した後、各速度でシャッターを切り確認。ちゃんとバルブも動作した。
せかっく、側壁を外したので目視によるTV画面チェック(幕速チェック)をした。
見えるストライプは直線的に見えるので「前後幕のタイミングは良い感じ」「見える範囲の割合」から推察するに指定速度よりはちょっと速いような気がするが良く分からない。
フィルムを装填して、プリントを確認した方が良いようだ。手持ちのフィルムが無いし、またフィルムが巻き込んでも嫌なので今日はなにもしないでおく。
期せずして、側壁撤去というやってはイケナイことをやってしまった。
これに味をしめて軍艦部の取り外しなんてしないように自戒せねば。
0 件のコメント:
コメントを投稿