2010年1月25日月曜日

ブレる

手ぶれのことではない。(撮る写真は確かに手ぶれが多いかも知れないけど:笑)なんというか、写真に取り組む姿勢がブレるということについての反省なんだ。
そう、特に物欲に対する反省。

僕は先日、自称「街中きょろ見写真家」を目指すと書いた。ちょっと横文字を入れるなら「街中きょろ見スナッパー」(スナイパーではない)だ。
そうだとすると最近爆発気味の自分の物欲に対する疑問がある。例えば、300mmの望遠レンズ。いや望遠だけじゃない。Caplio GXやGR DigitalやLeicaならまだしも、GR1とかZorki4、Kievなんかも欲しく仕方がない。そりゃレンズが違えば写りも違うかもしれない。カメラが違えば上手く写真は写るかも知れない。

でも、僕が今かかえている問題のなかでカメラそのものに起因する問題ってのはひとつしかない。
それはコンデジでのAFだ。
なんというか、ピントが実際にモチーフに合っているのかどうか分からないという事なんだよね。
帰宅して、全然ピンボケなのを見てショックだったことは何度もある。撮った後、液晶で確認すれば?なんて思うだろうけど、そりゃ確認はできるけどそれじゃ手遅れですよね。

そうなるとデジイチか、ビューファインダーを付けたコンデジになるんだけど、それはそれで目指すスタイルとはちょっと違っちゃう感じだ。
僕が今のCaplio R4を使うことにしたのは「手軽さ」を重視したからだ。現実にR4の他に銀塩カメラも首から提げてきょろ見お散歩カメラしている。
銀塩カメラはマニュアルフォーカスなのでAFが想定外に合っていないということはない。もしピンが合っていなければそれは「僕が下手くそ」なだけなんだ。
R4に対する不満があるとすればマニュアル露出(絞り優先AE)がないことくらいで、実はAFの失敗はそれほど大きな問題ではないように思っている(AF合焦の失敗は、リアルビューファインダーが搭載されていないどの機種にも内包された問題だろう)。そういう意味でGXシリーズに物欲が燃えているのは確かなんだけどね。

それと300mmの望遠レンズが欲しい理由は、山やエゾリス撮影に200mmじゃ不足を感じている現実がそうさせるんだろうと思う。でも、街中きょろ見のフィールド内で不足することって無いよね。
確かに300mmがあれば面白いだろうなとは思うけど、300mmってそんなに頻度の高いレンズじゃないし、なにより目指す方向とは違うのでこれは我慢しないとダメだよね。

ああ、燃えさかる物欲の炎を鎮めるためにあれこれといらない理由をこじつけてみたけど、物欲って本能だからなかなか難しいよね(笑)

あれだ。
細かな物欲は、Leicaを買う為に我慢しよう。ということなら我慢できるかな。今、どこかLeicaの購入を諦めつつあるような気がしないでもない。

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