2011年4月13日水曜日

モルトが引っかかる?-Zorki-4リペア-

先日始めたZorki-4のリペアだが、スローガバナーを復旧させなんとか動くところまで戻せた。

出来る事ならシェル(カメラのボディー)を外して作業をしたくないのが本音なので、いろいろとシャッター幕の動きを観察してみた。

上手く表現できないかもしれないが、幕が走るところにカーテンレールのような構造をした部分がある。このレールの溝の内側に遮光用と思われるモルトが貼ってある。
このモルトに軽く触れながらシャッター幕端のシャッターリボンを止めている金属が走って行く構造の様だ。

問題は、このモルトが部分的に剥がれているのか、幕端がモルトと干渉してしまい、幕が途中で止まるとかそもそも幕が走らないとかの現象になっているようだ。

丁寧な仕事をしようとするのならシェルからシャッター幕ユニットを分離させるしかない。一応、思い当たるネジを外してやってみたが、あちこちに遮光の為に貼り付けたモルトの接着剤でシェルとユニットが固定されている感じ。
ここは強引に行くか、他の方法を考えるか...カメラを見ながら熟慮中である。

Zorki-4の分解を紹介しているサイトって見かけない。きっと分解できない(しづらい)カメラなんだろうと想像するのだが、シャッター幕を交換できない構造っていうのは考えられず、現在鋭意探索中である。
読者の方でZorki-4の分解を掲載しているサイトがあったらコメントで教えてください。お願いします。

一応、自分で調べてみたらここにそれらしい情報があったのでメモ。

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