お散歩カメラで実際に使うのはデジカメR4が圧倒的に多い。なんというか、コストを気にせずにシャッターが押せるし、28~200mm(相当)のズームはやはり便利だ。
銀塩カメラを使うのは残しておきたいと感じた時に使っているが、一方でZorki-4につけたJupiter8の空気感を実感したくて微妙に無駄遣いしているような気もする。
4枚ほど撮った時点でZorki-4のフィルムを撮り終えてしまったので、ベンチに腰かけてフィルムを巻き戻し、パトローネを抜き出した。
歩きながらビールを飲んでいたので多少酔っぱらっていたからかもしれないのだが、ここで意外な行動に出てしまった。
銀塩カメラをEOSに切り替えようとフィルムカウンターを見ると「24」。24枚撮りを入れていたので1枚も撮っていないこと再認識した。このフィルムのリーダ部分を残してフィルムを巻き取れればZorki-4に入れ替えることができる。と思ってしまい。体が本能的に反射し、行動に移っていた。気が付いた時にはリーダー部分もしっかり巻き戻されたパトローネを目にした時だ(笑)。フィルムピッカーでもあればリーダーを出せるのだろうけど、そんなものは持っていない。まぁ、このフィルムをZorki-4に入れ替えるのはあきらめた。
思うのは、なぜこんな行動に出てしまったのかと冷静に振り返ると、EOSで撮っても面白くないからだろうという結論に達した。
普通に撮れてしまうのがつまらなく感じるし、出来上がりの写真も面白いものが撮れていなかっただからだろう。
やはり、失敗があってもクセの強いカメラ(レンズ)を使うのが面白いよね。
帰宅して、まる(愛犬)を連れて自宅近所をお散歩カメラ。この時はZorki(b)を首からぶら下げて歩く。近所の保育園にこいのぼりが上がっており、こいつをiPhoneアプリの露出計で露出を決めて一枚撮る。しばらく使っていなかったせいか、Zorki(b)の巻き上げノブの軽さとシャッター音の静かなことにビックリ。
機械としても、使うたびにこういう新鮮さを実感できるというのは、使い甲斐があるし、また使いたいとも思える。
EOSには、使うたびに感じるそういう新鮮さというのがない。
帰宅して、EOSから電池を抜き取り、カメラバッグにしまいこんでしまった。
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