2011年4月22日金曜日

手中に治める

私が気に入って巡回しているブログに「メイキングセンス。by 中山慶太」というのがある。
昨日の記事に「Airtisan's Gear」という記事があった。職人の道具についてだ。

締めくくりに書かれていた内容が「なるほど」と唸ってしまったので抜粋しておく
じっさい、よく分からないのだけど、でも旧いカメラから引き出せる画像について、僕はどれだけ知っているだろう。フィルムの銘柄や、それに合わせた撮影感度のずらし方。微妙な手ブレの加え方。そしてなにより、その場の光を読んで画面に階調を与えるやり方。この道具には、もっといろんな可能性があるんじゃないか。

写りの違いを銘柄や機種名に重ねて語る。それはカメラ雑誌などがずっとやり続けてきた方法論で、なにも間違ったことではない。集めた機材は眺めて愉しいし、触っても充実感がある。
でもそろそろ、一台のカメラの使い方、撮り方をもっと突き詰めてみるべきだ。それを続けていけば、ほんとうに気に入ったカメラだけを選んで、手元に置ける日が来るかもしれない。

さいきんはそう思っている。
俄趣味の自分には正直知らないことが多くて具体的な手法については分からないけど、一台のカメラ云々の下りには唸らずにはいられない。

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