中玉のカビは綺麗に取れたし、レンズに拭き痕も見当たらないので上手いことやれたと思っている。
A号機はかなり年期が入っていて、アンダーカバー、トップカバー(軍艦)を外すとカバーのアルミに結構なサビがついていた。アルミのサビ除去については全然想定していなかったのでなんの用意もなく、手元にあったアルコールを綿棒に染みこませてゴシゴシ拭いたが、ほとんど取れない。
サビの塊というか顆粒状になったつぶがカメラ内部に入ってしまっただろう。シャッターやフィルム計、露出計のギアに噛み込んでいなければいいのだが。レンズはエアースプレーでゴミを吹き飛ばしたのにボディー側にこの処理をするのを失念した。
ついでなのでファインダーの汚れも綺麗にしようと、ファインダーの紙を丁寧に剥がし隙間から綿棒を突っ込んでゴシゴシ拭いた。
こういうことはうかつにやらない方が良い。アイカップ側のレンズの内側には薄い金属製のフレームプレートが付いていた。ごしごしやったものだから若干浮き上がってしまった。あと、ファインダー内を囲っているのが黒い紙なので紙の繊維が起きてしまいファインダーから覗くと繊維がちょろちょろと見えていたりする。フレームの外側だから実用上問題はない。
それでも、前の状態より視認性は良いのだが、こういう古いカメラはファインダーが少し曇っているくらいが相応なのかもしれない。このファインダーで細かなピント合わせはしないのだから、あまり神経質過ぎるのはよくないのかもしれないな。
ということでA号機を無事に組み上げ、ISO 200のフィルムを装填しておいた。
僕は自分でもカメラをイジリ(分解)すぎると思う。
カメラを分解するのもカメラを趣味とする要素であるには違いないが面倒くさいし、元通りに組み上げられなくなるリスクもあるのにどうも闇雲に分解しているフシがある。
一応は、手を付けずに撮ってはみる。しかし、できあがりの写真にどことなく違和感を感じてしまうことがある。その違和感がカメラのハードウエアに由来するものと思った(本当の原因が分からなくても)場合は、分解して組み直ししてしまう。
機能的無瑕疵症候群なんじゃないだろうか。ボディーに傷があっても、ファインダーが汚れていようがそれほど気にならないのだが、自分の目でレンズにカビがあるととても気になるし、露出が設定通りにならない(写真を観て「そう思う」)場合など我慢できない。しかも本当の適正露出が分かっているワケでもないにだ(笑)。
失敗例は数多い(パーツの紛失、損傷など)が、成功例があるのでやめられないのだ。
ただ、やれることは所詮素人のトライアンドエラーなので、問題解決には時間がかかるし、作業も丁寧とは言えずヤッツケ仕事が多い。どうせやるなら丁寧にやれば良いのにね。
あと一度で全部終わらせないので回数が多いかもだな。やっぱりどこかであまりいじりまわしたくないという欲求があるので、当初の予定作業だけで終わらせる傾向が強い。開けたついでにいろいろみて問題に対処しておき、またすぐに開けることのないようにしないとね。
ただ、やれることは所詮素人のトライアンドエラーなので、問題解決には時間がかかるし、作業も丁寧とは言えずヤッツケ仕事が多い。どうせやるなら丁寧にやれば良いのにね。
あと一度で全部終わらせないので回数が多いかもだな。やっぱりどこかであまりいじりまわしたくないという欲求があるので、当初の予定作業だけで終わらせる傾向が強い。開けたついでにいろいろみて問題に対処しておき、またすぐに開けることのないようにしないとね。
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