2009年11月6日金曜日

絞り開放-DMC-FX1の仕様?-

FX1を露出計代わりに使い始めて気がついたことなのだが、どんなに明るくても露出は「絞り開放(F2.8)」でシャッター速度を変化させて対応しているようだ。

露出計代わりに使う場合、得られた(表示された)数字から使用機材(ZorkiだったりRicho FlexⅦだったり)に於けるシャッター速度の限界値を勘案し、絞り値を決めてシャッター速度を決めるという計算(というほどでもないけど)をして撮っている(FX-1のISOはZorkiに入れたフィルムと同じISO200に合わせてある)。

例えば、先日の「見えていれば良いというモノではない」で使った写真(FX-1で撮影)の場合だと「F2.8」で「1/800のシャッタースピード」だ。
Zorkiは1/500までしかないし、機材の信頼性から1/500が出るのかはかなりアヤシイ。できれば1/200で撮りたいところだ。

露出というのは、組み合わせらしいので

絞り
シャッター速度
FX-1の表示
2.8
1/800
A
4.0
1/400
B
5.6
1/200
C
8.0
1/100
FX-1の表示の露出が適正ならば、AもBも等価であり、適正な露出が得られる。
ザックリと言えば、絞り値を一段絞った(開けた)場合、シャッター速度を半分(倍)にすれば良い。絞りを2段絞った場合、シャッター速度は1/4にすれば良い。(らしい)
Zorkiでの撮影の場合、機材の信頼性をも勘案して「B」の組み合わせを使うことになる。
また、Richo FlexⅦの場合は、シャッター速度が1/100までしかないので「C」の組み合わせになるが、ISO100のフィルムが使われているので一段開けることが必要となる。つまり、もしISO200ならば上記表のCに該当するが、ISO100なので一段開ける必要があり、「絞り5.6」の「1/100」というシャッター速度を設定することになる(と思う)。

とか計算(単なる「組み合わせ表」のスライドなんだけど)している。ゆっくり考えると誰でも難しくなくできると思うのだが、実際には色々と雑念が混じるので「計算ミス」は多いような気がする。

尚、当然のことながらFX-1でズームを使うとF値が大きくなる(暗くなる)ので、どうせならカメラの開放値(industar-22の場合3.5)になるようにズームアップして得たシャッター速度からスライドさせた方が簡単なのは言うまでもない。
また、逆光等の露出補正をどう反映させるか?という問題については、industar-22やjupiter-8の絞りはノッチ?(ラッチ?)がないので、勘は介在するものの絞り値4と5.6の間に絞りを設定することもできる。

0 件のコメント: