露出計代わりに使う場合、得られた(表示された)数字から使用機材(ZorkiだったりRicho FlexⅦだったり)に於けるシャッター速度の限界値を勘案し、絞り値を決めてシャッター速度を決めるという計算(というほどでもないけど)をして撮っている(FX-1のISOはZorkiに入れたフィルムと同じISO200に合わせてある)。
例えば、先日の「見えていれば良いというモノではない」で使った写真(FX-1で撮影)の場合だと「F2.8」で「1/800のシャッタースピード」だ。
Zorkiは1/500までしかないし、機材の信頼性から1/500が出るのかはかなりアヤシイ。できれば1/200で撮りたいところだ。
露出というのは、組み合わせらしいので
絞り | シャッター速度 | |
FX-1の表示 | 2.8 | 1/800 |
A | 4.0 | 1/400 |
B | 5.6 | 1/200 |
C | 8.0 | 1/100 |
ザックリと言えば、絞り値を一段絞った(開けた)場合、シャッター速度を半分(倍)にすれば良い。絞りを2段絞った場合、シャッター速度は1/4にすれば良い。(らしい)Zorkiでの撮影の場合、機材の信頼性をも勘案して「B」の組み合わせを使うことになる。
また、Richo FlexⅦの場合は、シャッター速度が1/100までしかないので「C」の組み合わせになるが、ISO100のフィルムが使われているので一段開けることが必要となる。つまり、もしISO200ならば上記表のCに該当するが、ISO100なので一段開ける必要があり、「絞り5.6」の「1/100」というシャッター速度を設定することになる(と思う)。
とか計算(単なる「組み合わせ表」のスライドなんだけど)している。ゆっくり考えると誰でも難しくなくできると思うのだが、実際には色々と雑念が混じるので「計算ミス」は多いような気がする。
尚、当然のことながらFX-1でズームを使うとF値が大きくなる(暗くなる)ので、どうせならカメラの開放値(industar-22の場合3.5)になるようにズームアップして得たシャッター速度からスライドさせた方が簡単なのは言うまでもない。
また、逆光等の露出補正をどう反映させるか?という問題については、industar-22やjupiter-8の絞りはノッチ?(ラッチ?)がないので、勘は介在するものの絞り値4と5.6の間に絞りを設定することもできる。
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