2013年11月12日火曜日

限界集落の歴史的建造物

自分の知る限りこういう寂れた集落なのだが、嘗ては材木の搬出、集積地として、賑わいもあったらしい。確かに農協の営業所(跡地)もあるし、飲み屋風な建物もある。旅館とは言えないが宿だったんだろうなという建物も現存している。
そんな話を聞くと、夜には山仕事で疲れた漢どもが呑み、騒ぐ音や、タバコと酒の匂いが鼻腔にしみる感じすらする。
古い建物と昔話には五感のどこかを刺激するものがある。

今では、店は営業していないそうだが自販機が比較的新しいものが設置されていた。ポストもあるし、人が集まるところだったのだろう。
そんな実住居が3戸しかないという集落の商店だけど、壁、屋根のふき方から察するに嘗ては豪商だったに違いない(と勝手に想像)。
歴史的建造物として撮り、保存します。

こういう建物の写真って、真っ正面からキッチリ撮る方がいいのだろうか。斜めからの写真はどこかゆるく見えるけど全容がわかりやすく、こういう角度からいつも撮ってしまう。


使用機材 Pen S 2.8
ISO 200
f8.0、1/125
(とメモにある)

0 件のコメント: