2013年11月13日水曜日

質実剛健

FujiのHD-Rというカメラがある(というかあった)。
Web上ではあまり話題に出てこない銀塩カメラだが、生活防水の現場カメラとして知る人ぞ知る存在のカメラ(だった)。

昭和の終わりから釧路に赴任していてルアーフィッシングを覚えた時、獲物の証拠写真を撮っておきたくて入手したカメラだった。
その後、AFのカメラにするとき下取りに出してしまったが、今思えばHD-Rで子供たちとのプール、そり遊びでは欠かせない存在だった。実に扱いに気を遣わない便利なカメラだった。

どういうワケか銀塩カメラにうつつを抜かしてから欲しい一台としていつも気に掛かっていた。そんなワケでいつもヤフオクでチェックしていたのだが、この度2台で100円からスタートのオークションを発見。100円で入札し、落札できてしまった。

古いカメラだし、その後どのような扱い方をされてきたカメラかは知らないけれど、あのタフなカメラなら致命的なダメージがないだろうと勝手な期待を寄せている。
既に支払いを済ませており、セラーからも発送した旨の案内を受けた。
到着が楽しみでならない。

古いカメラの良いところは電池なしでも写るところだと思っている。また、電池を使うカメラはクラシックカメラとは言わないとは思うが、もともとクラシックカメラの収集や使用が目的ではないし、このカメラだけは別枠で所有しておきたい(Olympus XA2も所有しているけど、これも別枠なのだ)。

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