2011年11月20日日曜日

指摘されたことへの疑念-本当にレンズはくもっているのか-

疲れがだいぶ和らいだ。おかげで歯茎の痛みも楽になった。体調も良くなり、木星珠のチューンアップ(単なる整備だが)をしてみようかとその気になった。
木星珠で問題なのは「ピンが来ていない疑惑」と「白濁する画像」である。

ピンについては、無限遠にして約3km先のアンテナ塔や月にレンジファインダーを合わせて使っている。近距離(2m程度まで)、中間距離(5~10m程度)での調整は行っていない。
良く考えれば50mmのレンジファインダーで撮るレンジは2~7mくらいのレンジではないだろうか?中間距離で調整していないのはハードウエアの調整としては間違っているなと思った。
そこで今回は簡易コリメータにより無限遠を調整、ルーペにレジ袋の切れ端をスクリーン代わりに貼り付け、2mと4mを目視による合焦を確認しながらで距離計リングを合わせ、その上で各距離でレンジファインダーが合焦するよう調整した。この結果、無限遠についてはややズレるが実用上問題はないのではないだろうかと勝手に思っている。
2011/11/21追加
思い出してみればJupiter8はZorki(b)やZorki4K、Leica IIIcでも同じ症状が出ていた。ボディーに依存することなく問題が出ていたという事実は「レンズに問題あり」と判断するのが妥当だ。
うむぅ、結構大変な作業になりそうだ。

次に「白濁する画像」についてだが、これは以前mixiでレンズのくもりを指摘されていた件である。
すっかりやる気になっているのでレンズのレンズクリーニングを!と意気込んでいたが、本当にレンズのくもりが原因なのかと疑問を持ってしまった。レンズの外玉、内玉から光を当て凝視してみても他のレンズに比べて透明度に問題があるようには思えないのだ。
すると白濁の原因はなんであるか。内面反射の疑いがあるが、ボディー側にはフェルトテープで対策は施し済みだ。あとはレンズの鏡胴内ということになるが、それはそれでやっぱりレンズを分解しなければならない。考えれば考えるほど面倒になり着手できず。

まぁ、レンズの汚れや内面反射の対策は重要だが、まずは調整したピントが来るかを確認しよう。白濁については、絞って撮ることにより回避できないものでもないような気がする。

撮ったフィルムは二葉に送ってスキャンまで処理してもらっている。Zorki4でのフィルムはやや斜めにスキャンされてくるのでてっきりZorki4のフィルム送りに問題があるのかと思ったが、処理後のネガを確認してみた。アンダーパーフォレーションぎりぎりの状態ではあったがフィルム自体が斜めに送られているというものではなかった。パーフォレーションぎりぎりなのでフィルムスキャンする際のネガ送りが微妙なのかもしれない。

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