2010年3月27日土曜日

フィルム感度(ISO)についての妄想

露出計のないフルマニュアルな銀塩カメラを使っている人にはコンデジを露出計代わりに使う人も多いと思う。
僕もそんなひとりではあるが、最初に直感的なサニー16により絞りとシャッタースピードを設定する。

最近ちょっと問題に思うのはフィルムの感度(ISO)についてだ。Zorkiのような1/500までのしかも実際にはもうちょっと遅いと思われるシャッタースピードしかないカメラにISO400や200のフィルムは絞りの自由度がないように思うのだ。

いつも使うISO200の場合で単純にサニー16での設定値決定のプロセスを振り返ってみる。天気は「快晴」で時刻は午後13:00ということにしよう。
サニー16は快晴時のシャッタースピードをISOレート(ISOの数字)に合わせ場合、絞りは16ということだ(よね?)。
ZorkiではINDUSTAR-50かJupiter8を使っているが、前者の場合の絞りは3.5~16までしかなく露出は所与になってしまう。つまり絞りを16にして1/200にするか、11にして1/500にするしか選びようがない。

ところがもしISO100のフィルムを入れていたら...
基本は絞り16、1/100だけど、2段まで絞りを開けて(11~8)1/200~1/500のシャッタースピードが使える(下表の組み合わせ)。
絞りシャッタースピード
16
1/100
11
1/200
8
1/500
絞り16と8とではピント合わせの精度や背景のボケに結構影響するんじゃないか?と妄想している。いや、もうちょっとちゃんと書くと表現方法に影響するよね?

そういう妄想を実際に試してみたかったのだが、たまたまISO100のカラーネガフィルムがワゴンセールにあったので5本買って来た。
もちろんコンデジのR4のISOを100にセットしたのは言うまでもない。

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