僕もそんなひとりではあるが、最初に直感的なサニー16により絞りとシャッタースピードを設定する。
最近ちょっと問題に思うのはフィルムの感度(ISO)についてだ。Zorkiのような1/500までのしかも実際にはもうちょっと遅いと思われるシャッタースピードしかないカメラにISO400や200のフィルムは絞りの自由度がないように思うのだ。
いつも使うISO200の場合で単純にサニー16での設定値決定のプロセスを振り返ってみる。天気は「快晴」で時刻は午後13:00ということにしよう。
サニー16は快晴時のシャッタースピードをISOレート(ISOの数字)に合わせ場合、絞りは16ということだ(よね?)。
ZorkiではINDUSTAR-50かJupiter8を使っているが、前者の場合の絞りは3.5~16までしかなく露出は所与になってしまう。つまり絞りを16にして1/200にするか、11にして1/500にするしか選びようがない。
ところがもしISO100のフィルムを入れていたら...
基本は絞り16、1/100だけど、2段まで絞りを開けて(11~8)1/200~1/500のシャッタースピードが使える(下表の組み合わせ)。
絞り | シャッタースピード |
16 | 1/100 |
11 | 1/200 |
8 | 1/500 |
そういう妄想を実際に試してみたかったのだが、たまたまISO100のカラーネガフィルムがワゴンセールにあったので5本買って来た。
もちろんコンデジのR4のISOを100にセットしたのは言うまでもない。
0 件のコメント:
コメントを投稿