2010年3月27日土曜日

慣れは恐ろしい

普段はシャッター押すだけのデジタルカメラを使っている。
シャッター押すだけとはいいながら一応露出補正もするし、AFの切り替えにも注意はしている。でも、基本はシャッター押すだけだな。
一方、いわゆるクラシカルな銀塩カメラでの撮影も好きで一月に24枚撮りを5本くらいは撮影している。銀塩カメラの方はフルマニュアルで露出、ピントは手動で合わせなければならない。それを面倒に思ったことはない。むしろそういう手間が面白くて使っているくらいだ。

この両極端な操作性の違いは時折大きな失敗になる。
失敗するのは銀塩カメラでの撮影が多い。露出を合わせずにピントを合わせシャッターを押してしまう。というケースが最も多い。この失敗は銀塩カメラでの一枚目に多く、直ぐに気がつく。撮り直す場合もあるがなにかしら感性に訴えかけた時にシャッターを押しているので、撮り直す行為自体に一種の手遅れ感があってなかなか撮り直ししていないというのが実情だ。

デジタルカメラでだって失敗する。多い失敗は露出補正、AF設定(無限遠に設定するとか)したままの状態で次ぎのシーンでついつい撮ってしまうことだ。
露出補正は液晶で異常に感じる場合があるので撮り直しすることもあるが、無限遠に設定されたままでも気がつかないことが多く出来上がりを観てピントが来ていないのでガッカリすることもしばしばある。

こうした失敗は全て自分のせいではあるのだが、シャッター押すだけの撮影行為に慣れ切ってしまっている我が身には常につきまとう問題だ。
なれとは恐ろしいものだな。

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