2010年3月23日火曜日

不覚

先日、娘の卒業式だった。

一応、写真(カメラ)を趣味にしているつもりなので張り切っていた。

去年は息子の卒業式だった。式典は厳粛に行われたが、式典後は卒業生も父母もかなり自由な行動ができて卒業生等との記念写真がなんの気兼ねもなく撮影できた。息子の学校は比較的新しい学校でもあり、保守的なところがないのだろう。そういった経験があるので娘の卒業式も同様であろうと高をくくっていたのだ。

伝統というか歴史の重さは偉大だ。
式典終了後に娘と接触できる機会が極端に少ない。
いや、保守的な校風が娘にも染みこんでいるせいか、娘自身が親との接触を快く思っていないところがある。

それでも撮るには撮ったのだが...
ホテルの講堂のライトは赤っぽい電球風なライトだ。室内での撮影ではあったのだが、フラッシュOFF、WBはAUTO、ISOは400にセット、もちろん「手ぶれ補正」はONにして撮影。

シャッタースピードは思ったよりも遅い(というか人の些細な動きというのは思ったよりも速い)ので被写体は流れる。
発色は赤っぽくせっかくの晴れ着?も美しく見えないばかりか、なにより娘の表情が暗く見える。
写真家として完全な負け写真にしかならなかった。

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