悩みどころは撮影枚数とISO感度。わずかな差ではあるがISO100よりも200の方が安いし、ISO400は36枚よりも24枚の方が一枚あたり単価が安い。これに送料を加える(送料の無料のものある)と事態は一層複雑だったりする。
まだISO100が4本、ISO800が1本在庫があるので、結局のところISO200を10本、ISO400を3本を即決価格で落札した。
ISO200は以前ワゴンセールの安いものを買って以来になるが、フィル感度が絞り換算で1段明るくなるので、日中は一段絞って撮ることができるし、暗いロシアのレンズでは薄暮の環境で1段明るい感度はうれしいと思う。
それにしても、どうしてカメラは増殖するんだろうか。自分の場合、かろうじて現在の台数で我慢できているものの、それは女房の取締が厳しいからで、もしそれが緩和されようものならMINOXとポケットに入る35mmカメラを買うに違いない。
今回のISOレートで悩んだのも、ISOレートの違うフィルムを装填する意味をカメラごとに持たせているからに違いない。もちろんISOレートの前に用途的にカメラを使い分けしようという魂胆があるからだ。
写真を撮るシチュエーションをどう考えるかは、その写真家のライフスタイルにも関わってくるが、自分の場合は主に屋外ではあるが、天候・時間で撮りたい衝動を我慢しないが原則、従って屋内での撮影をありうる。しかも、屋内であってもストロボはなるべく使いたくないというわがままぶりなワケだ。
今、自分はZorki(50mm F3.5)、Zorki-4(50mm F2.0)、Pentax SP(28mm F3.5、50mm F1.4)、Canon EOS kiss(28-85mm F3.5-4.5)の銀塩カメラがある。
それぞれ機能には一長一短があるが、EOSは広角系ズームが付いているし、ストロボも内蔵しているので屋内で「P」モードで撮るには最適だろう。また、電子シャッターなので1/2,000まで可能。ISO800のフィルムが入っていても屋外での使用も大丈夫だ。ISO800のフィルムをSPに入れていたのだが、こちらはF16までしか絞れず、1/1,000までのシャッタースピードなので屋外では少々難儀していたのだ。ただSPはF1.4の明るいレンズが付いているので屋内でも使用したいというのも事実で、それでISO400のフィルムに食指が延びた。ISO400なら屋外でも使いやすいだろう。この点、F2.0がついているZorki-4も同様の使い方が可能なのだが、Zorki-4の1/1,000の具合が良くない。1/1,000だけ写真にして左側に露光不足が見られるのだ。こうした不都合はもう一台のZorkiとともに単に「100より絞れる」とかという優位性だけでISO 200 or 400を使いたい。
なので僕の資材のエース(中心的存在)はISO 400を入れたPentax SPということになり、屋内では50mm F1.4にISO 800を入れたEOS、屋外では28mm F3.5のスーパータクマーを付けて、遊撃機としてISO 200を入れたZorki or Zorki-4の50mmを装備して近所を徘徊することになろう。
あとは300mmまでのEOS用ズームとEOS用の2倍のテレコンがあればあらゆる局面に対応できるのでは?と思ったりしている。しかし、この通り運用するとなると先日購入したアダプトールの出番がなくのは秘密だ。(ただ、SPにズームレンズはちょっと「違う」と感じている)
こうしたことを妄想するのはとても楽しいことではあるが、こうしたことは機材を減らす一助にはならない(笑)。
あ、そういえばレリーズケーブルも落札した。
暗い環境で、長時間露光で撮りたいところがあるんだよね。三脚をつかって挑戦してみたいと思う。
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