2010年11月4日木曜日

銀塩カメラのこのごろ

銀塩カメラは、ZorkiとCANON EOSとPENTAX SPOTMATICのほか使う気のないカメラを何台か持っている。
SPを盆に帰省したおりにおやじより拝借してきて、試写したことは書いた。その他、Zorkiで撮りためたフィルムもあったりするのだがカメラの中にあと1、2枚撮れそうなフィルムがあるので延べ7本ほどの撮影済みフィルムが手元にある。

在庫のフィルムもなくなったので地元にあるカメラのキタムラで24枚撮りを2本だけ買ってきた。一本当たり198円。高くなったものだ。

面白いのはデジタルか、銀塩かと問われれば「銀塩」と答えるだろう。
まぁ、気ままに数だけ撮る僕の写真はデジタル向きなんだけど、デジタルカメラにはないあらゆる緊張感が銀塩カメラにはあるように実感している。
特に電池を使わない(電池を入れなくても動く)カメラは面白い。

最近気になっているのはMINOX。カメラ自体は高いものではないのだけど、フィルムとDPEにかかる費用は35mmの比じゃないな。
135フィルムをカットして、カードリッジに詰め替えれればフィルムコストを下げることができるし、モノクロで自家現像するならさらなるコストダウンも可能だろう。

自家現像に手を出すなら35mmカメラの方もモノクロにしてしまった方が面白いかもしれない。
自家現像をしないのは、モノクロフィルムの調達コストがカラーよりも高く、自家現像の水洗い場の確保が面倒なことと、自室が酢酸臭くなるのは家人に嫌がられるだろうと警戒しているからだ。

酢酸臭さに理解をもらい、ダークバックでモノクロ現像をしてみたい気持ちがないわけではない。フィルムのコストについてはカラーの自家現像を行えば良いわけで、そう考えるとまんざらあきらめるのももったいないような気がしてくる。

--追記(2010/11/05)
やっとZorkiのフィルムも撮り終えたので、本日 DPEに出す。というか送った。
僕は、二葉の工房にお願いしているのだがこのたび料金の改定があり350円/本から280円/本になった。2割も下がって嬉しいのだが、適当な競争による値下げならいいのだけど、儲けも失うような過当競争ではお客が困る結果にもなりかねない。

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