撮影の手順って
- フィルムを巻き上げ
- 絞り、シャッター速度をセット
- 軽くレリーズボタンに人差し指を乗せながら
- ファインダーを覗き、ピントを合わせ
- レリーズボタンを押す
- シャッターが切れる音とともシャッターが切れる。
3、のレリーズボタンの肌触りというか微妙な弾力は半シャッターをしてみると分かる。
5、のライカの感度というか応答速度は「軽やか」というか「敏感」というか
6、のシャッター音はかなり特徴がある。僕のはシャッ!と聞こえる。そして微かな振動があるのだが、その振動はライカをホールドする手から脳天までをも共鳴させる。
このそれぞれはまさに「一瞬のエクスタシー」であるのだが、このエクスタシーを求め続けるのがライカウイルス感染者ということだろう。
とにかくシャッターを切りたいのだ。
シャッターを切る行為は「空シャッター」か「撮る」しかない。
前者は、ライカにフィルムも入れずひたすら空シャッターを切るというほぼ自慰的行為に没頭する。
後者はライカ片手に旅にでる。通常は「お散歩カメラ」でそれは実現される。
それほど魅力的なシャッターであることは1日触れれば分かってしまう。
0 件のコメント:
コメントを投稿