2011年6月23日木曜日

絶対失敗したくないからP

いつだったかNHKの番組に篠山紀信とホンマタカシとうめかよが出ていた。
当然ながら、プロの感性というのはフツーな自分には少々分かりづらい。

印象に残ったコメントとしてはうめかよの「絶対失敗したくないからP」(露出のプログラムモード)だとするコメント。
失敗しても自分の責任なんで、それはそれで面白いと感じる所詮趣味の領域の自分と二度と来ない光との遭遇を絶対に逃してはならないと思うプロとの違いを感じる。

一方で、昨日どこかのWebサイトでうめかよはズームレンズは嫌いらしいことが書いてあって、その理由は「ずるい」感じがするというようなことが書いてあった。ずるいと言えば「P」も十分にずるいように自分は感じる。
これは得意とするというか、興味のある被写体との関係が多分に反映されているのではないかと思ったり思わなかったり。

写真家は写真が命なワケで、失敗しない「P」は正解だろう。ただ趣味の領域の自分はいつも「P」じゃカメラを触っているイミがないと感じる。自分は写真じゃなくて、カメラという機械が好きで、フィルムに画像が焼き付くという化学反応を好きな機械で実験しているだけかもしれない。

都合、銀塩を4台もっているのだからEOSは「P」専用カメラにしてもいいかもしれないな。

0 件のコメント: