2011年5月11日水曜日

固執

なんでもそうだと思うのだが、なにかにこだわるってことあってある。
そして、時には意地っ張りになり偏狭にもなってしまう。

今、マイブームというかちょっと意地っ張りにこだわっているのはJupiter-8だ。ゾナーのコピーということで一般的にはかなりよい評判なんだけど、この木星玉を使って2年になるのにこいつの良さが分からない(苦笑)。
なるほど!という実感のある写真が撮れない。多分に自分の実力のせいだとは思うのだが、Industar-50では時々は納得できる写真が撮れるので、あながち自分の実力のせいだけではないように思える。
使い始めのころはには「おおっ」というのは撮れていたのに、最近では全然駄目。自分自身の中でなにかが変わったのかもしれない。

入手し、自分の手で調整したZorki-4にJupiter-8をつけて撮り貯めている。本当は撮ったフィルムを一本一本その都度デポに出して結果を見ながら次に進むものだろうが、そんなこともせず撮りまくっている。

そうこうしているうちに今朝のZorki-4を使った時にレンジファインダーの二重像に縦ずれていて、ピントが合っているのかどうかというより(二重像の一致は合焦を保証しないということを知っている人は知っている)、ちょっと見えづらくなってきた。

そういえばZorki-4にもこだわっているな。Zorki(b)の方がハードウエア的に信頼できるし、巻き上げやシャッター音などもこちらの方が心地よいのに、なぜZorki-4にこだわっているのか自分でもちょっと不思議である。
自分でシャッターのテンションドラムや二重像(横)など手をかけて(調整して)いるので愛着があるのは事実。

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