ここに載せている写真のほぼ全部がいわゆるピンボケなので自分で少々嫌気がさしていた。
P5000に慣れていない部分もあるのだが、要は僕はまだカメラ仕組み自体に理解が浅いことが判った。
昨日まで主にPモードで使うことが多かったのだが、セットアップの各項目は初期設定のままだった。
ちょっとしたスナップならこれでもいいのかもしれないが、AFが非常に使い辛い。初期設定ではAFエリア選択が「オート」になっているのだ。
AFエリア選択「オート」について
9つあるAFエリアのうち最も手前の被写体を捉えているAFエリアにピントが合う。
P5000のマニュアルやらWebで情報を得てみるとAFエリア選択は「Menu」から「オート」「マニュアル」「中央」から選べることが分かり、「マニュアル」と「中央」を試してみた。
マニュアルも悪くはないが、マルチセレクターでAFエリアを移動させるので操作が煩雑なのとマルチセレクターの操作ミスを誘発するという問題が生じてしまう。
中央はファインダー(液晶モニター)の中央の被写体にピントが合う。シングルAF(半シャッター)を使い被写体にピント合わせ、構図を決めてシャッターを切るという普通?の使い方ができる。
オートモードでは、AFエリアは「中央」しか使えない。AFエリアが中央固定というのが普通なのではないか?と思うのだが、オートモード以外の多くのモードのAFエリアは「オート」(9点のうち最も手前の被写体に合う)が初期設定になっている。
P5000を入手後、一週間経ってから基本的な使い方がやっと分かる自分に嫌気がさすのだが、まぁそれは仕方あるまい。
で、スケールを手前から奥に長くなるように置き、AFエリアを「中央」にして、手前、中央、奥を撮ってみた。被写体までの距離が接近していたので「マクロAF」にした。
奥側のピントが合っているのか?は微妙なような気がするが、だいたいのところこんな感じで撮影するのだろうと要領を得た感じがする。
ピントのほかに気が付いた点としては、露出が三者三様になっている。測光方式についてカメラの設定をみると「マルチパターン」(初期設定)となっている。マニュアルによる説明を読むとなんとなく分かった気になっているが、測光方式は「マルチパターン」「中央部重点」「スポット」「AFスポット」の設定が可能。これはいろいろと試してみないと違いが分からないだろうな。
ISOの設定だとか、Pモードのほかに「S」(シャッタースピード優先)「A」(絞り優先)「M」(マニュアル)があり分からないことばかりだ。
とりあえずの自分のスタンダードな設定としては、絞り優先の「A」でAFエリアは「中央」、測光方式は「マルチパターン」にしておこうと思う。