いよいよ3冊を読了。当初の予定では二日間で5冊読むつもりだったが、そうはイカのなんちゃらだった。
チョートクさんの本はやはりエッセイが面白い。
この本の中には、いわゆる新発売になるカメラのレビュー記事もあったりするのだが、チョートクさんは思い込みを文字に込めて書いているので後日正反対のニュアンスともとれる感想もそのまま出していて面白い。
まぁ、短時間でそのカメラについて書くのは簡単だけど、使い続けているうちに「これはおもったより良いぞ」と思ったり、「良いと思ったのになんじゃコリャ」と思うこともあるだろう。
第一レビュー記事というのは、その人の経験という土台の上になりたつもので、どうしたって経験上のものとの比較が介在する。しかし、過去の経験、特に良い経験はえてして増幅されているし、過去の経験との比較を書かれても、レビューを見る人がチョートクさんと同じ経験をしているワケじゃないので、読者にはなんのことだかさっぱり分からない比較を例示したりする。
また、メーカーの雑誌に掲載するエッセイには、そのメーカーを迎合するような内容で埋め尽くされているものもあるのだが、事情を知ればそれは当たり前のことだと思う。
いずれにせよ、チョートク節が満載で僕には面白かったし、一層ライカオーナーへ憧れる今日この頃だ。
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